INTRODUCTIONDesigner’s Profile設計者プロフィール
当倶楽部のコース設計者、
井上誠一氏についてご紹介します。
『戦後誕生したゴルフクラブの中で
最も風格の高いクラブとして
評価されている。』
by Course DesignerSeiichi Inoue
眼科医を営む名家に生まれた井上誠一は
1930年に病気療養先の川奈でチャールズ・ヒュー・アリソンに出会い、
コース設計に興味を持ち始める。
翌年、アリソンが手掛けた
霞が関カンツリー倶楽部東コースの改造工事に
ジョージ・ペングレースの助手として参加し、
設計と造成の基礎を学ぶ。
実質的なデビュー作は体調を崩した師・藤田欣也の
代わりに任せられた那須ゴルフ倶楽部(1936年開場)で、
その成功により設計家としての地位を得ると、
終戦後に精力的に活動を開始。
1950年代には数多くの傑作を開場させ自他ともに認める第一人者となる。
1962年に60日間の海外視察から戻ると作風が変化し、
大型重機を使った雄大なコースが増えるが、
晩年期の1970年代に入ると
女性のシルエットを彷彿とさせる大地の曲線が特徴的になる。
1981年没。現存する国内のコースは39。
昭和30年に開場した西宮カントリー倶楽部は
現存する井上誠一設計コースの中で10番めに古く、
多くの傑作を手がけた時期に誕生している。
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軌跡
西宮カントリー倶楽部の
歴史を年表で振り返る。詳しくはこちら -
巨匠
難題を乗り越えて
名コースを作り上げた
井上誠一の生涯とは。 -
秘話
西宮カントリー倶楽部の
ストーリーを
ご紹介します。詳しくはこちら -
見所
意味のないホールは
1つとしてない。詳しくはこちら